マッシュル漫画の3巻のネタバレ・あらすじ・感想を紹介します。3巻は「アニメ マッシュル1期」の7-9話に相当します。
この記事では、最初に「3巻(18話~26話)のネタバレ・あらすじ・感想」、つづいて「アニメ マッシュルの7-9話」をお伝えします。
記事の最後には「損せずマッシュルを見る方法」を紹介しています。
漫画マッシュル3巻 ネタバレ・あらすじ・感想
第18話 マッシュ・バーンデッドと魔法の秤
マッシュ・バーンデッドが再び中心人物として登場し、彼の冒険が新たな展開を見せます。物語は、シルバが人間形態に戻った直後から始まります。
彼は、人形から人間に戻る過程で記憶を失っており、その原因を思い出そうとします。
また、本エピソードでは「魔法の秤」が重要な役割を果たします。この秤は、各寮の金の級硬貨を示すもので、特にレアン寮が他寮から級硬貨を奪い取っている状況が描かれています。
この事態に対処するため、マッシュとその仲間たちは、学外インターンに出ている上級生が不在の中、どう対応するかを迫られます。
物語の進行としては、マッシュが仲間と共にこの問題に立ち向かう様子が描かれ、その過程で彼らの団結力やそれぞれのキャラクターが深く掘り下げられていきます。
特に、マッシュがフクロウ小屋の掃除をしている場面や、ランスが彼を助けるために現れるエピソードなど、友情と助け合いのテーマが強調されています。
感想としては、この話はマッシュの成長と彼の人間性がより明確に示された重要なエピソードであると言えます。また、レアン寮の級硬貨を巡る争いが今後のストーリーにどのように影響を与えるか、非常に興味深い展開が期待されます。
第19話 ランス・クラウンと手裏剣の魔法使い
ランス・クラウンが主役を務めるエピソードとなっています。この話の舞台は、フクロウ小屋で始まり、そこでマッシュがフクロウたちから攻撃を受け続ける一方で、ランスは突如現れた手裏剣の魔法使いと対峙します。
エピソードの序盤、ランスはフクロウ小屋で清掃作業をしているマッシュに加わりますが、その真の目的はマッシュを狙うレアンの使者から彼を守ることです。
まさにそのとき、手裏剣の魔法を使う二人組の刺客が現れます。彼らはレアン寮の「七魔牙」と呼ばれる強力な魔法使いグループの一部で、ランスとマッシュに級硬貨を賭けた戦いを挑みます。
この戦闘はランスにとって重要な試練となり、彼の重力魔法と手裏剣の魔法使いの技術が激突します。ランスは自分の重力魔法を駆使して手裏剣を操作し、敵の攻撃を巧みに回避します。戦いの最中、ランスはフクロウたちが敵の魔法によって危険にさらされていることに気付き、彼らを守るために自らの魔法の使い方を調整する必要に迫られます。
感想として、このエピソードはランスのキャラクターが一層深まる重要なものでした。彼の責任感と強さが際立ち、特にフクロウたちを守ろうとする心の強さが印象的です。
第20話 マッシュ・バーンデッドと仮面の魔法使い
マッシュ・バーンデッドが中心人物として、謎多き仮面の魔法使いとの遭遇を描いています。話は、マッシュがオルカ寮のローデス・エイムスと対峙するところから始まります。
ローデスはマグマの魔法を操る強敵で、彼との戦いがすぐに始まります。
戦いの途中、仮面の魔法使いが突如として現れ、ローデスとの戦いに割って入ります。仮面の魔法使いは非常に強力で、彼の登場は戦況を一変させることになります。
この新たなキャラクターは、速さと技巧を駆使し、マッシュも驚くほどの力を見せつけます。
物語は、マッシュが彼の技に対応しようとする様子を描きながら、仮面の魔法使いの正体と目的に焦点を当てています。
この謎の人物は、ただの敵ではなく、より大きな策略の一部であることが示唆されます。
感想として、このエピソードは緊張感が満載で、マッシュの成長と新たな挑戦を描いている点で非常に興味深いです。
第21話 マッシュ・バーンデッドとシュークリームのお守り
マッシュ・バーンデッドがシュークリームを作る日常の中で、意外な出来事に直面する物語です。物語は、マッシュがキッチンでシュークリームを作っている平和な場面から始まります。
彼の料理の腕前が描かれつつ、ランスからの突然の訪問があります。ランスはマッシュに寮支給のローブを渡し、これが彼らの友情の深まりを象徴する瞬間となります。
しかし、物語は一転して緊張感に満ちた展開になります。レモンちゃんが突然現れ、トム先輩が保健室で倒れていることを伝えるのです。
マッシュとランスはレモンちゃんと共に保健室へ急ぎますが、そこには意識を失ったトム先輩がいます。彼は魔法が一時的に使えなくなっており、周囲の生徒たちも同様の状態にあることが明らかになります。
重要なシーンとして、レモンちゃんがマッシュにシュークリームのお守りを渡す場面があります。このお守りは、彼女がマッシュへの愛情を込めて手作りしたもので、これがマッシュの心の支えとなります。彼はこのお守りを大切にし、困難な時に力を得る源とします。
感想として、このエピソードはマッシュの人間関係が深く描かれたもので、特にレモンちゃんとの交流が感動的です。
第22話 ドット・バレットといばらの魔法使い
ドット・バレットが主役を務め、彼がいばらの魔法使いと対決するエピソードです。物語はドットがランスと共に闘技場に足を踏み入れるところから始まります。
彼らは以前から敵寮の攻撃を受けていたため、この場所が次の戦いの舞台となります。
エピソードの展開は、ドットが自分の外見にコンプレックスを持ついばらの魔法使い、ローズウィップ・アブソルと遭遇することから始まります。
彼は美しい外見と対照的な性格の持ち主で、自身の見た目に自信を持ち、その能力で他人を見下しています。ローズウィップ・アブソルはいばらの枝を操り、その鋭い棘でドットを攻撃します。
この戦いの中で、ドットは彼の外見や性格が戦闘能力に影響しないことを証明します。
彼は独自の戦略を用いてローズウィップ・アブソルの攻撃を回避し、彼の自信過剰を逆手にとります。最終的には、ドットがエクスプロムボムという技を使って戦いを有利に進め、いばらの魔法使いを圧倒します。
感想として、このエピソードはドットのキャラクター開発において非常に重要であり、彼の自己受容と成長の過程を美しく描いています。
第23話 マッシュ・バーンデッドと狼の魔法使いたち
マッシュ・バーンデッドが狼の魔法使いたちと対峙します。物語は、マッシュが魔法局で校長と話をしているシーンから始まります。
ここで校長は、マッシュに向けて「魔法局の高官からの重要なメッセージがある」と伝えます。
高官は、ヘカテリス監獄から凶悪死刑囚6名が脱獄したことを明らかにし、これらの囚人が「無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)」という謎の集団によって支援されたことを説明します。
この情報を受け、マッシュとその仲間たちは、これらの脱獄犯たちとの直接的な対決に備えます。
続くシーンでは、マッシュが黒メガネの男子生徒と一対一で戦う場面が描かれます。この男子生徒は「狼の魔法使い」として知られ、彼の魔法は狼を模した強力な攻撃を特徴としています。
彼はマッシュに対して、鋭い牙と爪を持つ狼の幻影を操りながら戦いを挑みます。
この戦闘はマッシュにとって大きな試練であり、彼は自らの力と知恵を駆使して狼の魔法使いの攻撃をかわし、反撃する機会を伺います。
戦いのクライマックスでは、マッシュが独自の戦術で狼の魔法を打ち破り、最終的には敵を圧倒します。
感想として、第23話はアクションとドラマが見事に融合したエキサイティングなエピソードでした。
第24話 ランス・クラウンと泥の魔法使い
ランス・クラウンが主役で、彼が泥の魔法使い、ワース・マドルと対峙するストーリーです。この戦いはランスの過去の選択と彼の未来に焦点を当てて展開します。
物語は、ランスがひとりで地下の秘密の場所に足を踏み入れるシーンから始まります。彼はそこでワース・マドルと遭遇します。
ワースは自分の身体を泥で操る能力を持つ魔法使いで、ランスの重力魔法に対抗するために、自分自身を泥に変えて攻撃を回避します。
戦いが進む中で、ワースはランスに対して、彼の才能を認めつつも、アドラ寮の学生としての身分はランスの可能性を制限していると批判します。
ワースはランスに七魔牙への参加を提案し、より資源が豊富で才能を伸ばすことができる環境を誘います。しかし、ランスは自分の信念とアドラ寮への忠誠からこの誘いを拒否します。
エピソードのクライマックスでは、ランスがワースの泥魔法の弱点を見抜き、周囲の環境を利用して彼を打ち負かします。
ランスは重力魔法を駆使して地面の泥を固め、ワースが操る泥を制御下に置きます。最終的にランスはワースを圧倒し、彼の誘いを断りつつ、自分の道を歩む決意を新たにします。
感想として、このエピソードはランスのキャラクターの深さと成長を見事に描いています。
第25話 ランス・クラウンと高等魔法
ランス・クラウンがサードとの対決に挑みます。戦いが始まる前のサードの独白が描かれています。
サードは自分が非常に強いと確信しています。彼は生まれつきの特徴として2本の痣を持ち、魔力が豊富な家庭で育ち、幼い頃からエリート教育を受けてきました。彼は自分の強さが当然だと思っています。
しかし、ランスは以前のセリフで「お前の理論では、私の環境が優れている」と主張します。ランスは戦闘中も強い意志を燃やし続けます。
サードは他の生徒から抽出された魔力の濃縮液を飲んで力を増しますが、ランスはこの状況でさらに力を増すと考えます。
巨大な泥の人形が登場し、ランスを襲います。サードは魔法にはランクがあり、彼が使う「マッドロデビルズ」は高等魔法に属すると説明します。
ランスは「重力の柱」を使って泥の人形の動きを封じます。この技でサードの最強の魔法が無効化されます。
最終的にランスが勝利し、サードは自己の価値観に疑問を抱き始めます。ランスはサードに「努力」を認めることで、サードにも心の成長が見られました。
第26話 マッシュ・バーンデッドと加速の魔法使い
マッシュがジャンプをするための準備動作をします。素早く動き、一秒以内に蹴りを入れます。しかし、その攻撃はセカンドによって巧みに避けられます。二人は向かい合い、緊張が高まります。
突如、セカンドがマッシュの背後に瞬間移動し、マッシュの腕から血が飛び散ります。セカンドは自信満々に宣言します。
「このセカンド、アビス・レイザーには敵わない」と。そして、多方向への矢印形の魔法を放ち、そのうちの一つに乗り、「アクセレイズ」と呼びながらマッシュに攻撃を加えます。マッシュは胸から大量に血を流し、様々な部分からも出血が見られます。
苦しむマッシュに対し、セカンドは自らの圧倒的な強さを説明し、警告を発しますが、マッシュはそれを気にも留めず、続けるように挑みます。
セカンドは、マッシュの家族との関係を疑問視し、表情が見えない仮面の下で「虫唾が走る」と吐き捨てます。
さらに、レモンちゃんが魔法によって苦しむシーンが描かれ、「これは魔力を吸い出す魔法具」とセカンドが説明します。マッシュが同情を示すと、セカンドは冷酷にもマッシュの覚悟を問い詰めます。
マッシュがセカンドの挑発に激怒し、彼の仮面をたたき割ると脅します。セカンドは再び「アクセレイズ・スフィア」と呼び、無数の矢印がマッシュに向かって飛びます。そして、セカンドの剣がマッシュの腹部を突き通します。
マッシュは血を吐きながらも、剣が自分の腹筋によって動かなくなったことを利用し、セカンドに頭突きを見舞います。これで第26話は幕を閉じます。
アニメ1期の第9-11話:漫画3巻の一部
アニメ1期の第7話:マッシュ・バーンデッドと人形の魔法使い
マッシュ・バーンデッドと人形の魔法使い
マッシュはシルバに勝利し、巨大な森のサソリを倒して合同授業を成功させました。彼が集めた5枚の銀級硬貨は、金級硬貨1枚と交換されます。また、彼は硬貨を狩るレアン寮の中枢である「七魔牙」、つまり7人組の存在を知ります。しかし、後に次の教室を探している最中に、マッシュはうっかり七魔牙の本拠地に迷い込んでしまいます。その危機を何とか乗り越えたが、マッシュたちがフクロウ小屋の掃除をしていると、彼らに向かって黒い影が忍び寄ってきました。
アニメ1期の第8話:マッシュ・バーンデッドと狼の魔法使いたち
マッシュ・バーンデッドと狼の魔法使いたち
マッシュとランスが七魔牙(マギア・ルプス)のオロルとアンサーを打ち破った後、仲間を迎えに現れたアビスは、不穏な雰囲気を残して去っていく。その後、シュークリームを焼きつつ今後の計画をランスと話していたマッシュのところに、慌てた様子のレモンが駆け込んでくる。どうやらトムは突然魔法を使えなくなった模様。その夜、謎を探るべく校内を探索していたマッシュたちは、何か変わった様子のレモンを見つけることになる。
損せずマッシュルを見る方法
「マッシュルの漫画」は全18巻(162話)で完結しています。一方、「マッシュルのアニメ」は1期と2期があり、漫画の9巻までがアニメ化されています。
「損せずマッシュルを見る方法」について、別記事で詳しく解説しています。