マッシュル漫画の7巻のネタバレ・あらすじ・感想を紹介します。7巻は「アニメ マッシュル2期」の18-19話に相当します。
この記事では、最初に「7巻(54話~62話)のネタバレ・あらすじ・感想」、つづいて「アニメ マッシュルの18-19話」をお伝えします。
記事の最後には「損せずマッシュルを見る方法」を紹介しています。
漫画マッシュル7巻 ネタバレ・あらすじ・感想
第54話 マッシュ・バーンデッドと暴走の庭球
女神像にヒビが入るという前代未聞の出来事が起こります。なぜこんなことが起こったのかと言うと、マッシュ・バーンデッドが暴走して庭球のようにテニスラケットで球を打ち、それが原因でした。通常、女神像は神聖なものとされ、その破壊はタブーとされています。
しかし、この話ではマッシュがカルパッチョとの戦いの中で、彼の攻撃をかわしながら女神像に球を当てるという緊迫したシーンが展開されます。
その中で、カルパッチョは自身のナイフで自傷するという衝撃的な行動に出ます。彼の内面の葛藤が垣間見える一幕であり、彼がただの敵ではなく、深いバックグラウンドを持つキャラクターであることが明らかになります。
このエピソードは、カルパッチョの精神的な葛藤と、マッシュの力と戦略を巧みに描いています。
また、この話は感情の起伏が激しく、読んでいて手に汗握る展開が続きます。特に、マッシュが最後にカルパッチョの頭をラケットで叩き割るシーンは、その物理的な強さだけでなく、彼の内面の成長を感じさせる重要な瞬間です。
フィンがマッシュに感謝を述べる場面も含め、友情やチームワークの重要性が強調されています。
第55話 マーガレット・マカロンと2人の試験者
マーガレット・マカロンとカルパッチョチームの残り2人との対決に焦点を当てています。この話では、マーガレットがどれほどの実力を持っているのかが明らかにされます。
彼女は始めから自信満々で、その強さを音楽の階層に例えるという独特の方法で示します。彼女にとって相手は「レ」と評され、彼女自身は「シ」と自称します。
この比喩は、彼女の自己評価がいかに高いかを示しているだけでなく、彼女の強さを視覚的にも理解しやすくしています。
試験のシーンは、彼女の魔法の力がどれだけ圧倒的かを描いています。彼女は初期呪文だけで相手を軽く打ち負かし、さらに相手の水晶を砕くことでその勝利を決定づけます。
この行動は、彼女がただの試験者ではなく、他の生徒とは一線を画す存在であることを象徴しています。
感想としては、マーガレットのキャラクターが非常に魅力的で、彼女の冷静かつ計算された戦い方が新鮮です。
また、彼女の強さが次なるエピソードでのマッシュとの対決をより一層期待させる要素になっています。
全体を通して、この話は緊張感がありつつも、マーガレットの圧倒的な強さが際立つエピソードとなっています
第56話 マッシュ・バーンデッドと炎の神覚者
マッシュ・バーンデッドが学校内での新たな挑戦に直面します。このエピソードの中心は、マッシュが炎の神覚者と呼ばれる強敵との対決に挑むことです。
炎の神覚者は特別な能力を持つキャラクターであり、その力は彼が触れたものを焼き尽くすことができる炎に関連しています。
物語は、マッシュとカルド・ゲヘナとの間で行われる一風変わったゲーム、「アッチ向いてホイ」から始まります。
これは一見すると子供の遊びのようですが、カルド・ゲヘナがこのゲームを通じてマッシュの反応速度と判断力を試しているのです。
カルド・ゲヘナはマッシュの能力を高く評価しており、彼がどれほどのポテンシャルを持っているかを確かめたいと考えています。
この試練は、マッシュにとってただの物理的な挑戦ではなく、彼の冷静さと状況判断力を試すものです。驚くべきことに、マッシュはこれを避けるだけでなく、逆に攻撃の機会を見出します。
感想としては、このエピソードがマッシュの成長を顕著に示している点が印象的です。
彼はただ強いだけでなく、厳しい状況下で冷静さを保ち、賢明な判断ができるキャラクターとして描かれています。
また、カルド・ゲヘナのキャラクターも深まり、彼がただの敵ではなく、マッシュの潜在能力を引き出すための重要な役割を果たしていることがわかります。
第57話 マッシュ・バーンデッドと危ないアッチ向いてホイ
マッシュ・バーンデッドがカルド・ゲヘナとの間で行われるアッチ向いてホイのゲームがさらに緊迫した局面に突入します。
物語の中で、カルド・ゲヘナは剣に黒炎の魔法を施し、マッシュにとって触れた瞬間に消滅しかねない危険な局面を作り出します。
このシーンは、マッシュの身体能力だけでなく、彼の状況判断と戦略的思考を強く求められる瞬間です。マッシュはこれにどう対処するか、非常に厳しい選択を迫られます。
クライマックスでは、カルド・ゲヘナが三方向を指し、マッシュは必死にそれを避けようとしますが、意外な形で救われることになります。
フクロウさんが現れ、シュークリームを奪うという予期せぬ展開が、緊張をほぐします。カルド・ゲヘナはこれを見て、この回のゲームを引き分けにし、マッシュの成長を認めるシーンが印象的です。
このエピソードの感想としては、マッシュの成長が際立っています。彼は単なる力だけでなく、精神的にも成熟してきていることが伺えます。
また、カルド・ゲヘナのキャラクターにも深みが増し、彼がただの敵ではなく、ある種の尊敬や理解をマッシュに対して持っていることが明らかになります。
第58話 マッシュ・バーンデッドと最終試験 ネタバレ・あらすじ・感想
マッシュ・バーンデッドが学校での彼の旅の最終試験に挑むエピソードです。
この話は、彼がこれまでの困難を乗り越え、最終的にどれだけ成長したかを示す試金石となります。対戦相手は、強力であると同時に謎に包まれたマーガレット・マカロンです。
マッシュはシュークリームを、マーガレットはエビフライを持ち出し、それをタルタルソースに浸しながら戦いの準備をします。
このシーンは、二人のキャラクターの違いをユーモラスに描きつつ、緊張を和らげる役割を果たしています。
試合が始まると、マーガレットは彼女の強力な基礎魔法「ナルコス」を使い、マッシュに圧倒的な力を見せつけます。
この魔法は、ボーリングの球のような形をしており、マッシュはこれを受け止めるのに苦労します。しかし、彼は魔法をかわしながら迅速にマーガレットの背後に回り込み、反撃の機会をうかがいます。
このエピソードの感想としては、マッシュの戦略的な思考と、彼の身体能力の高さが見事に描かれています。
また、マーガレット・マカロンのキャラクターも非常に魅力的で、彼女の冷静さと戦闘スキルが際立っています。
二人の戦いはただの力比べではなく、知略を巡る戦いとしても展開されており、読者にとっては思わず息をのむような緊張感ある内容となっています。
第59話 マッシュ・バーンデッドと音の魔法使い
マッシュ・バーンデッドがマーガレット・マカロンとの激しい戦いを続けています。このエピソードの特徴は、マーガレットが使用する「音の魔法」という特殊な能力に焦点を当てている点です。
彼女の魔法は、単なる物理攻撃ではなく、音波を操ることでマッシュの防御をすり抜けるという新たな挑戦をもたらします。
物語の進行として、マーガレットは「サウンドファ」という技を使い、周囲に響く音波でマッシュを攻撃します。
これは、見えない攻撃でありながら非常に強力で、マッシュは初めて音の魔法の影響を受けてしまいます。この技により、マッシュは耳から血を流し、彼の耳が魔法の攻撃にどれだけ脆弱であるかが明らかになります。
クライマックスでは、マーガレットが「サウンズ・オーケストラ」というさらに強化された音の魔法を発動します。
これにより、マッシュは四方八方からの音の攻撃に圧倒され、非常に苦しい状況に置かれます。しかし、マッシュは地中に潜ることで一時的に音から逃れ、攻撃のチャンスを窺います。
このエピソードの感想として、マーガレットの音の魔法という新しい要素が物語に深みを加え、マッシュの戦い方にも変化を求められるという点が非常に興味深いです。
音という見えない力をどう扱うかが、この話の大きな見どころとなっており、次のエピソードへの期待を高める内容となっています。
第60話 マッシュ・バーンデッドと罪な突然変異
マーガレット・マカロンとの戦いが新たな段階に入ります。このエピソードのハイライトは、マーガレットが「サウンド・メタモルフォーゼ」という魔法を使用し、その姿を幼い子供に変化させるという驚きの展開です。
この変化は、彼女の魔法の力が通常のレベルを遥かに超えていることを示しており、マッシュにとって前代未聞の挑戦となります。
物語は、マーガレットがこの新しい姿でさらに強力な音の魔法を使用し、マッシュを苦しめるところから始まります。
彼女の魔法は、直接的な攻撃ではなく、マッシュの感覚を狂わせるような巧妙なものです。マッシュはこれまでの戦いで数々の強敵を倒してきましたが、マーガレットの魔法は彼の耐久力だけではなく、精神的な面でも大きな試練を与えます。
クライマックスでは、マッシュが彼女の魔法の影響から脱し、再び戦いを優位に進める様子が描かれます。
彼は驚異的な身体能力と創意工夫を駆使して、マーガレットの攻撃をかわし、反撃に転じます。このシーンでは、マッシュの持ち前の頑強さとクレバーな戦術が光ります。
このエピソードの感想として、マーガレットのキャラクターがさらに多面的に描かれ、彼女の過去や動機が少しずつ明らかになることで、彼女に対する理解が深まります。
全体を通じて、このエピソードは戦いだけでなく、キャラクター間の心理戦と深い感情の動きを巧みに織り交ぜ、視聴者を引き込む内容となっています。
第61話 マッシュ・バーンデッドと音速鬼ごっこ
マーガレット・マカロンとマッシュ・バーンデッドの戦いが新たな展開を迎えます。マーガレットが彼女の特殊な音の魔法、「サウンズセコンズ『デスゴング』」を使うことで、戦いは文字通り音速の鬼ごっこへと変わります。
この魔法は聞く者をノックアウトさせる非常に強力なもので、マッシュは時間内に彼女を捕まえなければならないという厳しい条件が課せられます。
このエピソードの始まりでは、マーガレットが魔法で自分の速度を極限まで高め、マッシュがそれを追いかけるシーンが描かれます。
この追走劇は、マッシュの驚異的な身体能力と彼の戦略的な思考を浮き彫りにします。彼は環境を利用し、マーガレットの動きを予測して追いつこうとしますが、マーガレットの速度は想像を超えるものがあります。
クライマックスでは、マッシュが地面を掘り起こし、マーガレットの逃げ道を塞ぐ巧妙なトラップを仕掛けます。これにより、彼女の動きを制限し、ついには彼女を捕まえることに成功します。この一連の動作は、マッシュの創造性と彼の状況に応じた適応能力の高さを示しています。
感想としては、このエピソードがマッシュの成長と彼の能力の多様性を見事に示している点が際立っています。
また、マーガレットの魔法の新しい側面が明らかになることで、彼女のキャラクターにさらなる深みが加わり、視聴者に新たな驚きを提供します。
第62話 マッシュ・バーンデッドと最大の危機
マッシュ・バーンデッドがこれまでで最大の危機に直面します。イノセント・ゼロとその一味が学園に侵攻し、彼らは時間を止める能力を用いて学園全体を支配下に置きます。
この突然の出来事は、マッシュと彼の仲間たちにとって予想外の試練となり、彼らの団結力と対応力が試されることになります。
物語は、イノセント・ゼロがマッシュを特に目的として狙っていることが明らかになります。彼はマッシュを「私の美しい息子」と称し、彼を取り込むことで自分の力を完全なものにしようと企んでいます。
このシーンは、マッシュにとってだけでなく、彼を守ろうとする学園側にとっても重大な転換点となります。
クライマックスでは、ウォールバーグ校長がイノセント・ゼロの計画を阻止しようと立ち上がります。校長は強力な魔法を使い、イノセント・ゼロの進行を一時的に食い止めることに成功します。
この対決は、校長の未知なる力と、彼が学園と生徒たちをどれほど深く愛しているかが示される瞬間です。
感想として、このエピソードはマッシュの物語における新たな高まりを見せ、敵対者との間の緊張がピークに達します。
イノセント・ゼロというキャラクターがもたらす脅威が、マッシュとその仲間たちの結束を強め、物語に深みを加えています。
アニメ2期の第18-19話:漫画7巻の一部
アニメ2期の第18話:マッシュ・バーンデッドと危ないアッチ向いてホイ
マッシュ・バーンデッドと危ないアッチ向いてホイ
フィンが友達を守りながらカルパッチョと激しく戦っているところに、マッシュが加勢に来る。魔法界で伝説的な“最古の十三杖”(マスターケイン)の選ばれし者となり、傷が効かない無敵の状態だったカルパッチョに対して、マッシュは圧勝を収める。同時に、マーガレットもカルパッチョのチームメイト2人と対戦し圧倒することで、試験が終了する。そして、最終試験の直前、マッシュたちが控室にいるとそこへ現れたのは──?!
アニメ2期の第19話:マッシュ・バーンデッドと音の魔法使い
損せずマッシュルを見る方法
「マッシュルの漫画」は全18巻(162話)で完結しています。一方、「マッシュルのアニメ」は1期と2期があり、漫画の9巻までがアニメ化されています。
「損せずマッシュルを見る方法」について、別記事で詳しく解説しています。