マッシュル漫画の8巻のネタバレ・あらすじ・感想を紹介します。8巻は「アニメ マッシュル2期」の20-23話に相当します。
この記事では、最初に「8巻（63話～72話）のネタバレ・あらすじ・感想」、つづいて「アニメ マッシュルの20-23話」をお伝えします。
記事の最後には「損せずマッシュルを見る方法」を紹介しています。
漫画マッシュル8巻 ネタバレ・あらすじ・感想
第63話 マッシュ・バーンデッドと大きな塔
マッシュ・バーンデッドとその仲間たちが、学園を襲う強大な敵と対峙します。敵はイノセント・ゼロという名の強敵で、彼は魔法使いの中でも特に強力です。
彼の目的はマッシュを除くすべての人物を排除することです。ここで、魔物たちが突如として学生たちに襲い掛かり、事態は急速に悪化します。
イノセント・ゼロは校長と対決し、その戦いは非常に激しく、ついには二人が別の次元に飛ばされることで決着がつきます。
しかし、マッシュと仲間たちは地上での戦いを続けなければならず、その過程で彼らは多くの困難に直面します。
特に印象的なのは、マッシュが巨大な塔を直接攻撃し、その塔を崩壊させるシーンです。この行動は、彼の非凡な力と決断力を示しており、読者に深い印象を与えます。
感想としては、このエピソードが非常に緊張感に満ちており、マッシュのキャラクターが一層魅力的に描かれている点が素晴らしいと思います。
ただし、戦闘シーンが多く、話が追いにくい部分もあるかもしれません。それでも、キャラクターたちの成長と彼らの絆が深まる過程を見ることができるので、引き続き物語を追いたくなる内容であると言えるでしょう。
第64話 ドットとランスと赤ちゃん魔法
ドットとランスが主役となり、彼らが特異な敵との戦いを繰り広げます。この話の敵は「シッターベイビー」と名乗るキャラクターで、彼の能力は人を赤ちゃんに変えるという非常にユニークな魔法です。
この能力により、ドットとランスは赤ん坊にされてしまい、彼らの通常の戦闘能力が大幅に制限されます。
あらすじとしては、敵の襲来とともに突然、赤ん坊の声が響き渡ります。
その声の源が「シッターベイビー」であることが明らかになると、彼によってドットが赤ん坊に変えられ、ランスも後に同じ運命をたどります。
この状態で彼らは敵と戦わざるを得なくなり、通常では考えられない戦いが展開されます。
感想として、このエピソードは「マッシュル」シリーズの中でも特にコミカルでユニークな話として際立っています。
赤ん坊にされたドットとランスが、無力ながらも工夫して戦う様子は、シリアスな展開が多い中で一種のコメディリリーフとして機能しています。
しかし、その一方で、この戦いが彼らの絆と成長を象徴している点も見逃せません。
ただ、このような異色の魔法による戦闘は、一部の読者には少し理解しにくいかもしれません。
それでも、ドットとランスのキャラクターが如何にして逆境を乗り越えるかを描いているため、彼らのファンには特に楽しめるエピソードだと言えるでしょう。
また、彼らが赤ん坊としても持ち前の機転と勇気を発揮する場面は、読者に強い印象を与えることでしょう。
第65話 マッシュ・バーンデッドとランニング
マッシュ・バーンデッドが再び中心となり、彼の迅速な行動と頭脳がクローズアップされます。
このエピソードの舞台は、敵の魔法によって作り出された危険な障害物が設置された長いコースです。マッシュはこのコースを利用し、その速さと機敏さを駆使して敵との差をつけます。
あらすじとして、マッシュはセルという敵対者と直面します。
セルはマッシュを倒すために様々な罠と魔法の障害物を用意しましたが、マッシュはこれらを巧みに避けながら走り続けることで対抗します。
この「ランニングバトル」は、マッシュがセルにどんどん近づくことでクライマックスに達し、最終的にはセルの隣で停止し、直接対決することになります。
感想として、この話はマッシュの物理的な能力だけでなく、彼の戦略的な思考を強調している点が特に印象的です。
通常、彼の肉体的な強さが前面に出ることが多いですが、このエピソードではその速さと状況判断の速さが彼の勝利に大きく貢献しました。
また、この話はアクションが非常に速く進行し、読者にとっては目が離せない展開が続きます。
ただし、このスピード感あふれる展開は、一部の読者には追いつきにくいかもしれません。
それでも、マッシュのキャラクターが如何に多面的であるかを示す素晴らしいエピソードであることに変わりはありません。
この話は、彼がただの力持ちではなく、状況を読み解き、その場で最適な解決策を見つける能力を持っていることを見せつけています。
第66話 マッシュ・バーンデッドと重ための人生
マッシュ・バーンデッドが彼の過去と直面し、その重大な遺産と向き合います。セルという敵が登場し、彼はマッシュに対して衝撃的な事実を明かします。
セルは、マッシュがただの人間ではなく、特定の目的のために創造された存在であると告げます。これはマッシュにとって大きな試練となり、彼の自己認識に深い影響を与えます。
あらすじを具体的に述べると、マッシュとセルの間で緊迫した対話が交わされます。
セルは、マッシュが父親によって生命の最も完璧な部分を形成するために設計された「部品」として創造されたことを明かします。
これはマッシュにとって重大なショックであり、彼の人生観や存在意義に疑問を投げかけるものです。
しかし、マッシュはこの新たな真実に立ち向かい、自身の価値を自らの手で証明しようと決意します。
感想として、この話はマッシュのキャラクターが直面する内面的な葛藤を深く掘り下げることで、彼の成長を非常にリアルかつ感動的に描いています。
生まれながらにして重い運命を背負った主人公が、それに立ち向かいながら自身の道を切り開く姿は、多くの読者に勇気と希望を与えるでしょう。
また、このエピソードはマッシュが持つ人間性とその強さを、新たな角度から浮かび上がらせています。
ただし、この話のテーマはかなり重く、一部の読者には心理的な重荷となるかもしれません。それにもかかわらず、マッシュの進行形の成長物語として、彼の挑戦と自己発見のプロセスを見守ることは非常に魅力的です。
第67話 マッシュ・バーンデッドと4枚の金剛刃
マッシュ・バーンデッドが新たな敵、セルとその強力な魔法、4枚の金剛刃に立ち向かいます。
セルが操る金剛刃は、彼の杖から発生し、マッシュを狙って執拗に追跡する危険な武器です。マッシュはこれらの攻撃をかわしながら、どうにかしてセルに近づこうとしますが、金剛刃は彼の動きを巧みに阻んでいきます。
あらすじの中心は、マッシュがセルとの間で展開する激しい戦いです。セルの魔法はただの物理的な攻撃ではなく、マッシュにとって避けることが困難な攻撃を繰り出します。
しかし、マッシュはその場の状況を利用して巧妙に反撃の機会を見出し、セルに対して意外な一撃を加えます。
この戦いは、マッシュの機転と体力が試されるシーンであり、彼の戦闘スタイルの成熟が垣間見える瞬間でもあります。
感想として、この話は「マッシュル」のアクションシーンの中でも特に緊迫したものであり、読者を画面に釘付けにする魅力があります。
セルの魔法の新たな側面が明らかになり、彼の強敵としての地位が確立される一方で、マッシュの対応策が彼の成長を示しています。
特に、金剛刃をかいくぐるマッシュの動きは、彼の冷静さと戦闘における創造性を強調しており、キャラクターとしての深みを増しています。
全体として、第67話は技術的な戦闘シーンとキャラクターの成長を見事に組み合わせた印象的なエピソードです。
第68話 ウォールバーグ・バイガンと闇の魔法
ウォールバーグ・バイガン、魔法学校の校長が中心となり、彼の過去と現在が交錯する重要なエピソードです。
この話では、校長がかつての師匠であるアダム・ジョブズと直接対峙しますが、アダムは闇の魔法を使いこなす強大な敵として再現されています。
あらすじとして、校長はアダムとの戦いに挑むことになります。アダムの闇の魔法は、接触したすべてを消滅させる恐ろしい力を持っており、ウォールバーグはこれに対抗するために自らの空間操作の魔法を駆使します。
戦闘は非常に激しく、校長は空間を切り取ることでアダムの攻撃を無効化し、その隙に反撃を試みます。この緊張感あふれる戦いは、彼の過去の決断と現在の責任が重なる形で描かれます。
感想として、このエピソードはウォールバーグ・バイガンのキャラクターに深みを加えるものであり、彼の強さと賢さ、そして彼が直面する道徳的なジレンマを巧みに表現しています。
特に、彼が師匠と対決するシーンは、彼の成長と変化を象徴しており、感情的な重みがあります。アダムとの戦いは、ただの力のぶつかり合いではなく、過去の選択と未来への責任を見つめ直す契機となっています。
校長の戦略的な魔法の使用と、彼の内面的な葛藤を通じて、深い人間ドラマが展開されているのが印象的です。
全体として、第68話はシリーズの中でも特にドラマチックで心理的にリッチなエピソードと言えるでしょう。
第69話 ウォールバーグ・バイガンと時の魔法
ウォールバーグ・バイガンの深い内面と彼の過去の選択が、イノセント・ゼロとの対決を通じてさらに掘り下げられるエピソードです。
この章では、イノセント・ゼロが使う強力な時の魔法に焦点が当てられています。ウォールバーグとの戦いでは、彼の魔法の技術だけでなく、彼の過去と現在の対立が描かれています。
あらすじとして、イノセント・ゼロはウォールバーグに対して時間を操る能力を駆使し、彼の攻撃を何度も無効化します。
ウォールバーグは自らの空間を操作する魔法で対抗しようとしますが、イノセント・ゼロの時の魔法はその試みをも上回る力を持っています。
戦いが進むにつれて、ウォールバーグの過去の回想が挿入され、彼の師であるアダム・ジョブズとの関係や、彼がなぜ現在の立場を選んだのかが明らかになります。
感想として、このエピソードはウォールバーグのキャラクターを非常に深く掘り下げたものであり、彼の個人的な悩みとプロフェッショナルな責任の間での葛藤が鮮明に描かれています。
特に、時間を巻き戻す能力を持つ敵との戦いは、ただの魔法の戦いを超えた、時間と記憶に関する哲学的な問いを投げかけています。
これにより、エピソードはただのアクションだけでなく、深い感情的な重みを持つものになっています。
ウォールバーグの過去と現在が交錯する物語性の豊かさは、シリーズ全体の中でも際立っており、彼の人間性とリーダーシップの側面がより一層明らかになる重要な章です。
全体的に、この話は「マッシュル」の中でも特に感情移入しやすく、考えさせられるエピソードと言えるでしょう。
第70話 ウォールバーグ・バイガンと最大の危機
ウォールバーグ・バイガンが彼のキャリアの中でおそらく最も厳しい挑戦に直面します。この章では、イノセント・ゼロとの激しい戦いがクライマックスに達し、ウォールバーグが彼のすべての力と知恵を使い果たさなければならない状況が描かれます。
あらすじとして、ウォールバーグとイノセント・ゼロの間での戦いがさらに激化します。イノセント・ゼロは強力な時間操作魔法「タイムズアンムーブ」を使用し、ウォールバーグの攻撃を何度も無効化します。
戦いが進む中、ウォールバーグは自分の持つ最後の魔法、ウラノス・インクラネイションを解放しようとしますが、イノセント・ゼロはそれを防ぎます。最終的に、ウォールバーグは深刻な傷を負い、倒れそうになります。
感想として、このエピソードは非常に感動的であり、ウォールバーグのキャラクターが直面する精神的、肉体的な試練が深く描かれています。
彼の献身的なリーダーシップと彼が保護しようとする学生たちへの愛が強調され、彼の行動の背後にある動機が明らかになります。
特に、彼が最終的に自分の命を犠牲にしてまでも学校と学生を守ろうとする決断は、彼のキャラクターの核心を浮かび上がらせます。
ウォールバーグの自己犠牲の精神は多くの読者にとって感動的であり、彼がどれほど強く、かつ脆い存在であるかを示しています。
全体として、第70話はシリーズの中で最もドラマチックで感情的な篇章の一つと言えるでしょう。
第71話 マッシュ・バーンデッドと最強の魔法使いの始まり
マッシュ・バーンデッドの物語において新たな章の幕開けを描いています。
このエピソードでは、マッシュが最強の魔法使いとしての地位を確立するために必要な試練と成長の様子が描かれます。
あらすじとして、マッシュは学園で開催される特別なトーナメントに参加することになります。
このトーナメントは、最強の魔法使いを決定するためのもので、参加者は学園の中でも特に優れた魔法使いたちです。
マッシュは自身が持つ特異な能力、つまり魔法を使わないで戦う技術を駆使して、次々と強敵を打ち破っていきます。
感想として、この話はマッシュのキャラクター開発において非常に重要な節点です。トーナメントを通じて彼の能力が試されるだけでなく、彼自身の理解と他のキャラクターとの関係が新たな段階に進むため、物語に厚みが加わります。
また、彼が魔法を使わずにどのようにして最強の魔法使いとなるのか、その過程は読者にとって新鮮で興味深いものがあります。
ただし、マッシュの非伝統的な戦い方は、一部の読者には予想外かもしれませんが、彼の独自性と創造性を強調するために効果的に使われています。
全体として、第71話はマッシュの旅の新たな始まりを告げるエピソードとして、彼の未来に対する期待を大きく高めるものです。
第72話 マッシュ・バーンデッドと大きな綱
マッシュ・バーンデッドが文字通り巨大な挑戦に直面します。このエピソードは、彼が巨大な魔物との対決を通じて、自らの力と意志の強さを証明する場面が展開されます。
あらすじとして、イノセントゼロによって召喚された巨大な魔物が、学校を襲います。
この魔物は町を一瞬で破壊できるほどの力を持っており、マッシュを含む学生たちはこれを止めなければなりません。
マッシュは、通常の魔法ではなく、物理的な力と巧みな戦術を使って魔物に立ち向かいます。彼は巨大な綱を使って魔物の動きを制御しようと試み、その過程で驚異的な体力と精神力を見せつけます。
感想として、この話はマッシュの非凡な能力と彼の持つ独特の勇気が際立っているエピソードです。
魔法を一切使わずに巨大な敵に立ち向かうシーンは、彼のキャラクターが持つ独自性と魅力を強調しており、読者に大きなインパクトを与えます。
また、学生たちが彼の行動を見て心変わりをし、最終的には彼を支持するようになるプロセスは、マッシュがどれだけ他人に影響を与えるかを示しています。
彼の行動は常に彼の内面的な強さと正義感を表しており、その純粋さが多くのファンを引きつける理由の一つです。
全体的に、第72話はマッシュ・バーンデッドの物語の中でも特に記憶に残る勇敢な行動を描いた重要なエピソードと言えるでしょう。
アニメ2期の第20-23話：漫画8巻の一部
アニメ2期の第20話：マッシュ・バーンデッドと大きな塔
マッシュ・バーンデッドと大きな塔
マッシュがマカロンに勝利した直後、空から無邪気な淵源（イノセント・ゼロ）が現れ、試験場全体に時間停止の魔法を施す。この魔法により場が固まる中、ウォールバーグは無邪気な淵源（イノセント・ゼロ）と直接対峙する。時間停止魔法が解けたマーガレットや神覚者のカルドたちは、生徒を守るために魔人と闘っていた。同時に、マッシュはセル・ウォーと激しい戦いを展開している──！
アニメ2期の第21話：ウォールバーグ・バイガンと闇の魔法
ウォールバーグ・バイガンと闇の魔法
無邪気な淵源（イノセント・ゼロ）の下で働く死刑囚、六罪杖（クリミナル・ケイン）のシッター・ベイビーによって赤ん坊に変えられたランスとドットは、ランスの圧倒的な力で勝利を手にする。一方、遥か上空で、無邪気な淵源（イノセント・ゼロ）の禁断の呪文によって肉体が復活したアダム・ジョブズとウォールバーグが直面している。アダムは魔法界の頂点に立つ伝説の魔法使いであり、ウォールバーグや無邪気な淵源（イノセント・ゼロ）の先生でもあった……！
アニメ2期の第22話：ウォールバーグ・バイガンと最大の危機
アニメ2期の第23話：マッシュ・バーンデッドと最強の魔法使いの始まり
損せずマッシュルを見る方法
「マッシュルの漫画」は全18巻(162話)で完結しています。一方、「マッシュルのアニメ」は1期と2期があり、漫画の9巻までがアニメ化されています。
「損せずマッシュルを見る方法」について、別記事で詳しく解説しています。
